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 今月の説明文です。今回は、黄体ホルモン製剤の解説です。
黄体ホルモン製剤には、内服薬(飲み薬)、注射剤、膣剤と3種類あります。
1)生殖医療で用いる内服薬には、次の3種類があります。
① ジドロゲステロン(代表的商品名:デュファストン):基礎体温を上昇させる作用はなし。
② 酢酸クロルマジノン(代表的商品名:ルトラール):基礎体温は上昇する。
③ 酢酸メドロキシプロゲステロン(代表的商品名:プロベラ、ヒスロン):基礎体温は上昇する。

2)注射薬
① カブロン酸ヒドロキシプロゲステロン(代表的商品名:オオホルミンルテウムデポー 、プロゲストンデポー):持続性作用があり、高温相の間に1~2回の筋肉注射。

3)膣坐薬
保険適応外の薬です。体外受精の胚移植前後に、黄体補充として用いられます。膣の奥に膣剤を入れるため、子宮の内膜に黄体ホルモンが移行しやすく、子宮内膜の黄体ホルモン濃度が上昇し、着床しやすくなります。比較としては、黄体ホルモンの注射濃度より3~4倍高くなります。この膣剤は高濃度ですが、天然型のプロゲステロンのため胎児への影響はありません。

 

 

2018年12月21日