質問者
妊活中ですが、夫婦ともに忙しくすれ違いが多くなりました。
話し合いができずにいます。
先生のところでは、どうしていますか。
回答者:医療法人社団 大島クリニック 院長 大島隆史
日常生活で忙しい時や疲れた時に話し合うのは難しいと思います。
できれば、休日などの比較的時間にゆとりのある時に、10分、20分と時間を決めて話し合いの場をご主人に設けてもらったらいいのではないでしょうか。
治療していくうえで話すことは一番大事で、家族との話や主治医との話は大切だと考えています。
私は、新潟がんセンターや新潟県立中央病院で悪性疾患の治療を行って参りましたが、その時に感じたことは治療するうえで一番大事なことは話すことでした。
今後の治療について家族で話し合い、患者さんと主治医が話すことは大切であると感じました。
不妊治療もそうです。
これから生まれてくる生命のために、治療を受ける夫婦間の話し合い、主治医との話し合いは大切です。
不妊治療の治療方針については、ご夫婦のお考えがありますのでよく話し合ってそれをお聞かせください。
体外受精などの生殖補助医療までの全て不妊治療は、保険診療の公共料金の費用で済む医療になり、経済的負担は軽減されたので不妊治療に取り組むチャンスです。
ぜひ、ご夫婦で話し合い主治医に相談なさってください。